ホームページ作成の企画構成費用とは

“ホームページを作成する為に制作会社に依頼した場合、デザイン費やシステム費等の費用がかかりますが、その中に「企画構成費用」という項目があります。
全体的に分かりづらい料金体系と併せて、この企画構成費用とは一体何なのか紹介したいと思います。
ホームページを作成する為に必要な項目が、企画構成以外にもいくつかあります。
まず、トップページや下層ページのデザインです。
トップページデザインは、ホームページに訪問した時に一番初めに目にするページになるのでかなり重要と言えますし、そのトップページからリンクしている下層ページのデザインも重要です。
次に、デザインをブラウザに表示させる為、HTMLに置き換えるコーディングの作業です。
直接目にすることはほとんどありませんが、検索エンジンにホームページを知らせる為のSEO対策等で重要な部分になります。
続いて、ページデザインの際、ページの構成に合った素材や画像を調達する為に、提供サイト等から購入する「素材調達」、WordPress等のCMSや、EC-CUBE等のECサイト構築システムを導入する際や、独自に開発の必要があるシステムや、jQueryプラグイン等を組み込む「システム導入」作業、ホームページ内に掲載する文章で、ページや見出しに合わせた文章を作る「ライティング代行」があります。
また、通常のホームページ作成ではスマートフォンで正常に表示されないことがあるので、スマートフォンでも対応できるレスポンシブWebデザインを採用することもあります。
他にも細かい項目はありますが、いずれの項目も、制作会社によって費用発生の有無を事前に確認することをお勧めします。
ここまで紹介した項目をすべて含めた、作成するホームページ全体の構成と、ホームページに掲載する内容等を企画する1番重要な項目が企画構成です。
各ページの内容とレイアウトをどうするのか、素材の配置はどうするのか、システム導入するのか等、多岐に渡ります。
各項目で費用が発生する場合と、企画構成に含めて費用とする場合があり、各項目は制作会社によって違います。
その為、分かりづらく、透明性のない費用のイメージが強くなっていると考えられます。
この企画構成がしっかりできていないと、素晴らしいデザインを作成して、興味深い内容の文章を掲載して魅力を感じさせることができても、見てもらうことすら出来なかったり、見てもらっても問い合わせや注文等のリアクション等に繋がらなかったりします。
Webデザインはアートではなく、それぞれの素材や部品等が何故そこにあるのか、全てに理由があります。
だからこそ、しっかりとした企画構成をすることが重要になります。”