中央区に「一般枠・創業枠」最大30万円のホームページ制作補助金があります
中央区で事業を営む方から、こんな声をよく耳にします。
- ホームページを安く作りたいが、銀座・日本橋エリアの制作会社は見積もりが高い
- ホームページのリニューアルをリーズナブルに進めたいが、費用の見通しが立たない
- 補助金が使えると聞いたが、一般枠と創業枠の違いがわからず、どちらが自分に合うのか決められない
——こういった声を、中央区内の事業者の方からよくいただきます。他の区と比べて上限額が手厚く設計されている中央区の補助金ですが、2つの枠の違いや申請スケジュールが複雑に感じられて、踏み出せずにいる方が少なくありません。
まず状況をお伝えすると、2026年度の上半期受付はすでに終了しており、下半期の受付は2026年10月1日(水)午前9時スタート予定です。今すぐ申請はできませんが、だからこそ「10月1日午前9時に申請を送れる状態を今から作る」ことが重要です。上半期は受付開始からわずか約1週間で締め切りになるほど人気が高く、早く動いた事業者だけが確実に受け取れます。
中央区産業振興課への直接電話確認(2026年6月)でわかったこと
- 2026年上半期(5月1日締め切り)は、受付開始からわずか約1週間で締め切りになるほど好評・申込み多数だった
- 下半期は2026年10月1日(水)午前9時に受付スタート。時間指定があるため、開始と同時に申請できる体制が必須
- 申請は電子申請フォーム(オンライン)で行う
- 電子申請フォームにホームページ制作会社の見積書を添付する必要がある
- つまり10月1日午前9時の時点で「制作会社の選定が終わっており、正式な見積書を手元に持っている」状態でなければ申請できない
中央区HP補助金:もらえる金額(結論)
- 一般枠:補助率 制作費の 1/2・上限 30万円(制作費60万円以上で満額)
- 創業枠:補助率 制作費の 2/3・上限 30万円(制作費約45万円以上で満額)
- 対象:中央区の中小企業・個人事業主(新規開設 + 全面改修も一部可)
- 申請:下半期は2026年10月1日(水)午前9時受付開始。電子申請フォームに見積書を添付して送信
この記事でわかること
- 中央区のホームページ補助金で実際にいくらもらえるか(制作費別シミュレーション付き)
- 一般枠と創業枠の違い・どちらを選ぶべきかの判断基準
- 自社が対象かどうかを確認できるチェックリスト
- 2026年10月の受付開始に向けて今からやるべき準備
- 申請から入金までの流れと失敗しやすい注意点
筆者は中央区を中心に中小企業・個人事業主のホームページ制作を10年以上サポートしてきたWebコンサルタントです。補助金申請に絡んだ相談も多数対応してきた立場から、現場で起きやすいつまずきポイントを含めて解説します。
中央区のホームページ補助金、実際いくらもらえる?
中央区のホームページ作成費補助金は、都内でも上限額が高い水準にある手厚い補助制度です。最大の特徴は一般枠・創業枠のいずれも上限30万円という点で、補助率の違いによって満額に達する制作費のラインが異なります。
正式名称は「中央区中小企業ホームページ作成費補助金」。補助率は制作費の税抜金額が基準です(消費税は補助対象外)。
一般枠:制作費の1/2・上限30万円
一般枠は、中央区内に事業所を持つ中小企業・個人事業主が対象の基本的な枠です。制作費60万円(税抜)以上で満額の30万円を受け取れます。
| ホームページ制作費(税抜) | 補助金額(1/2) | 自己負担額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 20万円 | 10万円 | 10万円 | |
| 30万円 | 15万円 | 15万円 | |
| 40万円 | 20万円 | 20万円 | |
| 60万円 | 30万円 | 30万円 | ★満額ライン |
| 80万円 | 30万円 | 50万円 | 上限で頭打ち |
| 100万円 | 30万円 | 70万円 | 上限で頭打ち |
創業枠:制作費の2/3・上限30万円
創業枠は、近年に創業した事業者を対象とした優遇枠です。補助率が2/3と高いため、制作費約45万円(税抜)以上で満額の30万円に達します。同じ上限額でも、創業枠のほうが少ない制作費で満額を受け取れるのが大きなメリットです。
| ホームページ制作費(税抜) | 補助金額(2/3) | 自己負担額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 15万円 | 10万円 | 5万円 | |
| 30万円 | 20万円 | 10万円 | |
| 45万円 | 30万円 | 15万円 | ★満額ライン |
| 60万円 | 30万円 | 30万円 | 上限で頭打ち |
| 80万円 | 30万円 | 50万円 | 上限で頭打ち |
ポイント:一般枠 vs 創業枠の選び方
創業枠に該当する事業者は必ず創業枠を選んでください。補助率が1/2から2/3に上がるだけで、同じ45万円の制作費であれば一般枠22.5万円・創業枠30万円と7.5万円もの差が生まれます。なお、創業枠の対象となる「創業からの期間」については中央区の要綱で定義されているため、申請前に区の窓口で確認してください。
※補助金の計算は税抜金額が基準です。消費税は補助対象外のため、表の金額はすべて税抜で計算しています。
補助金は「立替払い・後払い」が基本
中央区のホームページ補助金は、一度ホームページ制作費を全額自己負担で支払った後、実績報告を経て補助金が入金される仕組みです。先に補助金が振り込まれるわけではありません。申請から入金まで数ヶ月かかるため、その間の資金繰りを事前に確認しておきましょう。
自社は対象?一般枠と創業枠の違い
中央区のホームページ補助金は「新規作成」だけでなく「全面改修(全面リニューアル)」も一部対象となっているのが特徴です。ただし、部分的な修正や軽微なデザイン変更は対象外となるため、「全面改修」に当たるかどうかは区の窓口で事前に確認することを強くおすすめします。
対象になるための確認事項
- 中央区内に本店または主たる事業所がある(個人事業主は主たる事業所)
- 中小企業基本法第2条第1項に定める中小企業者である
- 区税(法人都民税または個人住民税)を滞納していない
- 過去にこの補助金を受給したことがない(同一法人・個人につき一度きり)
- 申請するホームページが新規開設または全面改修であること
創業枠の追加条件
創業枠を利用するには、一般枠の条件に加えて中央区が定める創業期間の要件を満たしている必要があります。具体的な期間の定義(例:申請時点から3年以内に創業した事業者、など)は年度によって変わる場合があるため、中央区産業振興課に直接確認してください。
対象外になるケース
- 過去に中央区のホームページ補助金を受給したことがある
- 楽天市場・Amazon等のショッピングモール内でのサイト制作
- SNSやブログサービスのみでの運用(独自ドメインのHPが必要)
- 部分的なデザイン変更・ページ追加のみ(全面改修とは認められない場合)
- 区税の滞納がある
- 交付決定通知が届く前に制作会社と契約・支払いを行った場合
筆者がこれまでサポートした事業者の中には、「一部のページだけ新しくしたらリニューアルとして認めてもらえるかと思っていた」というケースが何件かありました。中央区の補助金では「全面改修」かどうかの判断が厳格です。事前に区の担当者へ問い合わせて確認を取っておくことが、後悔しないための最短ルートです。
申請の流れとスケジュール(2026年10月〜)
下半期の受付は2026年10月1日(水)午前9時スタートです。区への直接確認で判明したことですが、上半期は受付開始からわずか約1週間で締め切りになるほど人気が集中しました。申請は電子申請フォームで行い、その際にホームページ制作会社の見積書の添付が必要です。つまり10月1日9時の時点で「制作会社の選定が完了しており、正式な見積書を手元に持っている」状態でなければ申請できません。正式な発注はまだでも構いませんが、制作会社との具体的な打ち合わせを進め、見積書を受け取っておくことが必須です。9月中に準備を完了させるスケジュールで動いてください。
中央区の申請は電子申請フォーム(オンライン)で行います。フォーム内に必要事項を入力し、ホームページ制作会社の見積書を添付して送信します。必ずホームページ制作会社との契約・着手金の支払いより前に申請すること。この順番を間違えると補助金が受け取れなくなります。
区が書類を審査し、問題なければ「補助金交付決定通知書」が郵送されます。この通知が届いてから初めて制作会社との契約・着手金の支払いができます。通知が届く前の契約・支払いは一切補助対象外となります。
制作会社と契約してホームページを制作します。年度末(3月末)までに制作・支払いを完了させる必要があります。余裕を持って進めるため、遅くとも11月〜12月には制作をスタートさせておくと安心です。
ホームページが完成し、制作費の支払いが完了したら実績報告書・領収書の写し・完成HPの画面キャプチャ等を提出します。書類に不備があると受理が遅れるため、提出前に必ず内容を確認してください。
区が実績を確認し、補助金額が確定したら交付請求書を提出。その後、指定口座に補助金が振り込まれます。書類に不備がなければ実績報告から1〜2ヶ月程度で入金される見込みです。
注意点と失敗しやすいポイント
【最重要】交付決定通知が届く前の契約・支払いは補助対象外
これが補助金申請で最も多い失敗パターンです。制作会社との打ち合わせや見積もりの取得は問題ありません。しかし「交付決定通知書」が届く前に、制作会社と契約書にサインをしたり着手金を支払ったりした段階で、その費用は補助対象外となります。
正しい順番:申請書類提出 → 交付決定通知書が届く → 制作会社と契約 → 制作・支払い → 実績報告
この順番を1ステップでも守らなかった場合、補助金は受け取れません。
筆者がサポートした事業者のなかに、「補助金を使うつもりで制作会社に頼んでいたが、担当者が申請前に契約書を送ってきてサインしてしまった」というケースがありました。制作会社が補助金の手順を把握していない場合でも、事業者側の責任で対処しなければなりません。「補助金を使います。交付決定通知が届くまで契約はできません」と最初の打ち合わせで明確に伝えることが非常に重要です。
- 「全面改修」の範囲を事前に区に確認する:部分修正と全面改修の境界線は曖昧なため、必ず確認を
- 見積書は制作費と維持費を分けて記載してもらう:サーバー月額費用など対象外経費が混在しないよう整理
- 領収書・請求書・振込明細を3点セットで保管する:実績報告時に支払いの証明が必要
- 年度内(3月末)に支払いを完了させる:制作が長引くと補助金が失効するリスクがある
- 上半期に申請できなかった場合は10月を逃さない:下半期は先着順のため、受付開始と同時に申請できる準備を
持続化補助金との比較
「小規模事業者持続化補助金(以下、持続化補助金)を使えばもっともらえるのでは?」という疑問をよく受けます。結論から言うと、HP制作を目的とした補助金申請なら中央区補助金のほうが圧倒的に有利なケースがほとんどです。
持続化補助金(通常枠)の補助率は2/3・上限50万円ですが、ウェブサイト関連費には「HP単体では申請不可」「HP費用は補助総額の1/4まで」という2つの制約があります。たとえば50万円のHP制作に使える持続化補助金は最大12.5万円前後に限られます。
| 補助金の種類 | 補助率 | 上限額 | HP単体申請 | 申請の手間 |
|---|---|---|---|---|
| 中央区HP補助金(一般枠) | 1/2 | 30万円 | ○ 可能 | 書類複数・窓口提出 |
| 中央区HP補助金(創業枠) | 2/3 | 30万円 | ○ 可能 | 書類複数・窓口提出 |
| 持続化補助金(通常枠) | 2/3(HP費用は実質〜1/8程度) | HP費用は補助総額の1/4まで | ✕ 不可 | 事業計画書20〜30P・採択審査あり |
中央区補助金が最有利な理由
HP制作専用・単体申請OK・一般枠なら上限30万円・創業枠なら補助率2/3で上限30万円と、都内23区の中でも有数の手厚い補助制度です。持続化補助金は事業計画書の作成に数十時間かかるうえ採択審査もありますが、中央区の補助金は先着順のため書類さえ整っていれば確実に受け取れます。
よくある質問
Q上半期に申請できなかったが、下半期は必ず受付されますか?
2026年度の下半期は2026年10月1日から受付開始予定です。ただし予算に上限があるため、先着順となります。受付開始と同時に申請できるよう、9月中に書類を準備しておくことを強くおすすめします。受付開始時期の詳細は中央区産業振興課(TEL: 03-3546-5331)にご確認ください。
Q既存のホームページのリニューアルは対象になりますか?
「全面改修」であれば対象となる場合があります。ただし、部分的なデザイン変更やページ追加は対象外です。自社のリニューアルが「全面改修」に当たるかどうかは、申請前に中央区の窓口で確認することを強くおすすめします。曖昧なまま進めると、申請時に対象外と判断されるリスクがあります。
Q創業枠と一般枠は同時に申請できますか?
同時申請はできません。どちらか一方のみの申請となります。創業枠の要件を満たしている場合は創業枠を選ぶほうが補助率が高くなるため有利です。自社が創業枠の対象かどうかを事前に確認してから申請枠を決めてください。
Q制作会社に支払う前に補助金を受け取ることはできますか?
できません。中央区のホームページ補助金は後払い(立替払い)の仕組みです。制作費を全額支払った後、実績報告を経て補助金が入金されます。申請から入金まで数ヶ月かかるため、資金繰りを事前に確認しておきましょう。
Q持続化補助金とこの補助金を同時に使えますか?
同一の経費への重複申請は原則できません。ただし、中央区補助金をHP制作費に使い、持続化補助金は別の経費(チラシ・広告・什器等)に使う組み合わせは可能なケースがあります。詳細は税理士や各補助金の窓口にご確認ください。
中央区でホームページ制作会社を選ぶポイント(CTA)
補助金申請を前提にホームページ制作を進める場合、制作会社選びが成功のカギを握ります。中央区の補助金制度を理解していない制作会社に頼むと、「交付決定前に契約を急かされた」「見積書の記載が審査に通らなかった」といったトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
- 中央区内の中小企業・個人事業主のホームページ制作実績がある
- 中央区のホームページ補助金(一般枠・創業枠)の手続きを理解している
- 見積書に「制作委託費」と「サーバー・ドメイン費」が分けて記載されている
- 交付決定通知が届くまで契約・着手金を待てる体制がある
- スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)の実績が確認できる
- 申請書類(交付申請書・事業計画書)の作成サポートに対応している
中央区での補助金申請をサポートします
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この記事のまとめ
- 補助率:一般枠1/2・創業枠2/3、いずれも上限30万円。一般枠は制作費60万円・創業枠は約45万円で満額
- 対象は新規開設と全面改修(一部)。区税未滞納・初回利用の条件を満たす中央区の中小企業・個人事業主
- 上半期受付は終了。下半期は2026年10月1日受付開始予定。今から書類準備・制作会社との相談を進めておくこと
- 【最重要】交付決定通知が届く前の契約・支払いは補助対象外。この順番だけは絶対に守ること
ホームページ制作費の補助金活用もまとめて相談できます
ホームページ制作費に使える助成金・補助金は、書類準備や見積書の用意、申請スケジュールの確認など、初めての方には少し複雑に感じることもあります。
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また、補助金制度にも詳しく、申請に必要となるホームページ制作の見積書の作成・提示にも対応可能です。
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